世界最高の栄養レシピから、
トレーニング×語学勉強まで
トライアスロン(趣味のスポーツ)に取り組みながら、ビジネスパーソンとしての学びにも余念がない、TRIBizeez(トライビジーズ)メンバーたちがオススメするブックリスト。
まずは昨年開催されたオンラインイベントにゲストスピーカーとして登場した前田直昭さんの3冊から。
『食べる投資 ハーバードが教える世界最高の栄養レシピ100』
満尾正・監修
牧野直子・料理/著
ACHIEVEMENT PUBLISHING 刊
前田食事に関しては好きなものを食べたくて、ついつい体重が増えたり、食べ過ぎたりしてコンディション落としてしまう私。
そんな自分に、大変ロジカルで分かりやすく、食事を大切にする価値を学ばせてくれている一冊です。
『自己を勇気づける言葉』
田舞 徳太郎 著
致知出版社 刊
前田挑戦者は必ず壁にぶつかり、悩み、不安や葛藤を覚えながら意思決定をしていくものですね。
本書はそんな状況下における物事の受け止め方を、シンプルに刺さるメッセージで提供してくれます。
仕事でもトレーニングでも家庭、個人というどの立場でも生かせる「ココロのサプリメント」としてお勧め。
私はベッドサイドに置いて、朝や夜、その日に響く部分を少しずつ、咀嚼していくような読み方をしています。
『The Triathlete’s Training Bible』
Joe Friel 著
VEROPRESS 刊
前田会社の女子陸上部OGに教わったラン強化メニューを実践してみたら、見る見るスピードが上がって効果が出た。
これはランだけじゃなくて、どの競技にも通じるものがあるのでは? と興味をもって、自分なりに調べて本書を購入。
基本を学んだ上で、自分自身の今の目標水準に合わせたメニューを考えていくのにとっても参考になる一冊。
計画を練って実践し、修正していくビジネスパーソンの基礎スキルをトライアスロンでも実践しやすいです。
英語版なので、トレーニングと語学勉強にもなると思って使っています。
(※編集部注:日本語翻訳版『トライアスリート・トレーニング・バイブル』OVERLANDER 刊は絶版で古書販売のみ)
前田直昭さんNaoaki Maeda
2013年にトライアスロンデビュー。51.5、IM70.3セントレア、宮古島など、ショートからロングまでレースを楽しむ。仕事では大学卒業後、プラントメーカーのエンジニア、経営コンサルタントを経て、化学メーカーに移りビジネスプロセスの改革を担当。現在はデジタル変革推進を手がけている。また、社会人2年目の2000年にNPOを立ち上げ、海川の清掃や子どもの環境教育などにも取り組んでいる。1976年、千葉生まれ。4児の父。小田原在住。
>>前田直昭さんが登場する関連コンテンツ
トライアスロンは仕事での成長につながるか?
〈1〉働くトライアスリートのワークライフバランス。
〈2〉趣味のスポーツと仕事、「相乗効果」の生み出し方
〈3〉働くアスリートの食とパワグラと。