ビジネス&トライアスロンに効く、
やり抜く力、走り抜く意味。
トライアスロン(趣味のスポーツ)に取り組みながら、ビジネスパーソンとしての学びにも余念がない、TRIBizeez(トライビジーズ)メンバーたちがオススメするブックリスト。
まずは昨年開催されたオンラインイベントにゲストスピーカーとして登場した福田聡子さんの3冊から。
『やり抜く力 GRIT(グリット)
人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける』
アンジェラ・ダックワース 著
神崎朗子 訳
ダイヤモンド社 刊
福田やり抜く力、GRITは
Guts, Resilience, Initiative, Tenacityが構成要素。
トライアスロンも仕事も、やり抜くことは必須だけど、ただ闇雲に頑張ったり耐えたりするのではなく、成長思考を持ちながら、分析的に今はどの部分で頑張っているのかを客観視することができます。
特に、しつこく執念深く繰り返す意味、とか、上手くいかなくてもすぐにリカバリーする力の、レジリエンスとやり抜く力の関係性とか。
TEDで著者がしているプレゼンも、力が湧いてくる内容でお勧めです。
『走ることについて語るときに僕の語ること』
村上春樹 著
文藝春秋 刊
福田走ることがどのように村上春樹の人生を変え、紡ぐ小説を変えたのか、を個人的視点から描いているエッセイ、メモワールです。
仕事とトライアスロンの影響、というテーマにピッタリかと思い、また、読み返してみました。
例えば、以下のような部分にうなづきっぱなしです。
マラソンは万人に向いたスポーツではない。小説家が万人に向いた職業ではないのと同じように。僕は誰かに勧められたり、求められたりして小説家になったわけではない(止められこそすれ)。思うところあって勝手に小説家になった。それと同じように、人は誰かに勧められてランナーにはならない。人は基本的には、なるべくしてランナーになるのだ。
また、大西勇輝さんお勧めの「運動脳」の中でも、村上春樹さんが執筆活動のプロセスについて、運動を取り入れた生活習慣が創作にとって重要な位置を占めている、と取り上げられています。
『エンデュアランス号漂流記』
アーネスト・シャクルトン 著
木村 義昌/谷口 善也 訳
中公文庫BIBLIO 刊
福田不屈の物語、特に漂流記のジャンルが好きな私が、イチオシのノンフィクションです。
初の南極大陸横断を計画した英国のシャクルトン隊長みずからによる探検記です。航海なかばにして船を氷に砕かれ遭難するも、氷海に投げ出されて孤立無援となった探検隊を率い、全員が奇跡の生還を果たすまでを描く。
シャクルトンのリーダーシップと隊員の団結心、深い友情と信義、大自然との死闘、そして彼らの不撓不屈の精神で、トライアスロンの辛さが薄まる感覚を得られます(笑)
リーダー教育の教材にも使われます。
福田聡子さんSatoko Fukuda
ウィスコンシン州立大学卒業後、人材育成企業に入社。人材育成のスペシャリストとして活躍の幅を広げ、2000年にグローバル・エデュケーション株式会社を設立。大手企業向けのグルーバル化人材・自立型人材の育成を手がける。現在、クライアント約400社のグローバル人材育成をサポートしている。2020年から同社代表取締役。講師、コンサルタント、経営者として忙しい日々を送る中でトライアスロンと出会い、オリンピックディスタンスからアイアンマン、エクステラまで幅広くレースを楽しむ。1969年、東京生まれ。
>>福田聡子さんが登場する関連コンテンツ
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